ミラノ・コルティナ冬季五輪第5日の10日、ノルディックスキー・ジャンプ混合団体で日本が悲願の
初メダルを獲得しました。
メンバーは丸山希、小林陵侑、高梨沙羅、二階堂蓮。前回の北京大会では失格という苦い経験を
味わった種目で、雪辱の銅メダルとなりました。
北京の屈辱からのリベンジ
前回の2022年北京大会では、混合団体でまさかの失格。特に重圧を背負ったのが高梨沙羅でした。
今回、小林陵侑と二階堂蓮は「キーマンは沙羅」と話し合い、試合前から積極的に声をかけ
て緊張をほぐしていたといいます。
小林は試合後、
「沙羅が一番つらかった。屈辱は同じ舞台で晴らせたかな」
と、同学年の戦友を思いやりました。
個人メダリストが流れを作る
1回目、日本は好スタートを切ります。
丸山希が3位につける安定のジャンプ
二階堂蓮が103メートルのビッグジャンプ
トップ得点で日本を2位へ押し上げる
丸山は
「全員が個人種目の五輪メダリストでチームを組めるのは心強かった」
と語りました。
戦略的ゲート変更と激戦の結末
2回目はスロベニアが首位を走り、日本はノルウェーとの2位争いに。
1人飛ぶごとに順位が入れ替わる大接戦となりました。
作山憲斗ヘッドコーチは、加点を狙ってスタートゲートを下げる戦略を選択。しかし、
二階堂は飛距離が加点ラインにわずか0.5メートル届かず、ノルウェー逆転には4.3点及
びませんでした。
それでも、日本は銅メダルを確保。
14年ぶり団体表彰台、混合では初
日本がジャンプ団体で表彰台に立つのは、2014年ソチ大会男子団体以来、3大会ぶり。
混合団体では史上初のメダルです。
北京で味わった悔しさを胸に、チーム一丸となってつかんだ銅メダル。
“全員で高梨を支えた”日本チームの団結力が、歴史を動かしました。
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